運良く晴天休日にぶつかったので、
今年最後のつもりで、北関東のマダラヤンマの産地へ。
往復8時間をかけての小旅行。
天気、気温もちょうどいいはずだが、今回は雌はおろか、雄も手に出来なかった。
毎年書いている気がするが、このヤンマの雌を採るには、
9月から10月上旬まで、毎週ポイント入りするくらいのつもりで行かないと駄目らしい。
とは言うものの、
早朝から日没まで一日中ポイントを歩き回り、出るか出ないか分からない1匹のトンボを待つ
という採集スタイルは、自分には向いていないようだ。
日帰りできる場所で多産地が消滅してしまった今、
マダラヤンマは遠い存在のヤンマになってしまった。
一向に姿を現さないマダラヤンマを待つ間、対照的に、
そこらにいくらでもいるアカネ類を眺めながら暇を潰す。
左/ナツアカネ雄:体長38mm
右/マイコアカネ雄:体長33mm
こうしてじっくり見てみると、アカネ類もなかなか美しいトンボだ。
そろそろキトンボのシーズン。
来週あたりに様子を見に行ってみようと思う。