先日のトラフトンボの産地では未熟な雌が多かったが、成熟気味の個体も少ないながら見られた。
トラフトンボ半成熟雌:体長53mm
未熟個体と比べると腹部が太く、複眼の輝きが増しているのがわかる。
結局、今回はトラフトンボ以外の種は見ずじまいで終わるのか、、などと考えながら帰り際に覗いた
空き地に、大型のトンボが旋回していた。あれは!
空を切ったネットの中に入っていたのは、今年初めてのヤンマ。
アオヤンマ雄:体長73mm
これでサラサヤンマも出てきてくれれば役者が勢揃いなのだが、贅沢は言うまい。
4月にこのヤンマを採ったのは初めてだ。まだ成熟前のぴかぴかの個体。羽化して4、5日という
ところか。
アオヤンマが出るのはトラフトンボが成熟してから、というイメージがあるので、やはり今年ちょ
っと早いのだろうか。