トンボの日々

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2014年 05月 01日

雌の不思議

トンボは普通、羽化したばかりの雌個体の腹部はまだ卵が未発達なので、左右、もしくは上下に平たく
なっている。トラフトンボ類は上下に、ミナミヤンマ類は左右に扁平、といった具合だ。

しかし先日採集したムカシトンボを見て、ふと気付いたことがある。

a0126535_10291371.jpg


この画像を見て、普通に考えれば左の個体が羽化したて、右が成熟個体となるだろう。
しかし実際は逆。左側は羽化して数日経って元気に飛び回っていた個体、右は、川から羽化してふらふ
らと飛び出したばかりの個体だ。(左個体は比較のために昨年度採集個体の画像を使用)

卵が無いのにぼってりと太い腹部。餌もまだ食べていないはずで、一体この中には何が入っているのだ
ろうか。空気、もしくはヤゴ時代の体液の残りが入っていて、やがて体外に排出されるのだろうか。

こういった、どうでもいいような小さな発見と、その疑問をあれこれ考えるのが楽しいのだ。
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by brunneus | 2014-05-01 10:40 | つぶやき | Comments(0)


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