最近交流を持つようになった同好のAさんと、初夏の高原へ行ってきた。
オオトラフトンボとカラカネトンボの新規ポイント開拓をしたい、という会話をしたところ、有り難い
ことに、車を出してお付き合いしてくださることになったのだ。
ポイントを巡る探索は、徒歩では到底考えられない。ここぞとばかりに欲張ったスケジュールを立てた
のだが、疲れも見せずに運転するAさんの体力に脱帽。
結果としては、予想通りオオトラフトンボは複数の池で確認。しかしカラカネトンボは一箇所として見
られなかった。それでは、と標高を上げてみると、今度はオオトラフが姿を消す、という具合。
何が彼等の棲息条件を分けているのだろうか。
オオトラフトンボ雄
標高が高いので成熟したてか、と思いきや、この個体のように焦がしたような渋い褐色に老熟した個体
が多かった。
残念なことに雌の採集は叶わなかったが、蒸し暑い東京とは別世界を充分に堪能できた。
Aさん、長時間の運転ありがとうございました!