2017年 04月 06日

巡礼

舌の根も乾かぬうちに、突発的に埼玉のスギカミキリ定番ポイントへ。

最高気温は21度。歩くうちにうっすらと汗が滲む。道中の路上には、暖かさに誘われたツチイナゴが
出迎えてくれた。

a0126535_2325891.jpg


ポイントの杉林に到着。はやる気持ちを抑えつつ、丁寧に幹の皮を捲っていくが、虫影は見当たらない。
時にはこんな住人と目が合ったり。

a0126535_23415061.jpg


片っ端から幹を確認するが、いっこうにスギカミキリを探し当てられない採集センスの無さを、この日
も嫌と言うほど思い知らされる。そして投げやりな気持ちで一枚の皮をめくると、ようやく待望の姿が。

a0126535_23294649.jpg


他に用事もあったので、この日はこれで満足。春爛漫の、白く霞んだ眠たげな風景の中を、駅までのん
びり戻った。

a0126535_2332222.jpg

採集したのは、腹部がでっぷりと膨れた大きな雌。

スギカミキリは、シーズンの始めに無くてはならない存在だが、ここ数年はそれほど熱心に追いかけよ
うという気持ちにはならない。複数採れればそれはそれで良いのだが、一匹でも充分満足してしまう自
分がいる。採集方法が自分に不向きということもあるが、スギカミキリ採集は春一番の自然巡礼、とい
う意味合いが強くなってきているのかもしれない。姿を確認できれば、それで良いのだ。

季節の歯車が、かちりとひとつ進んだ。さて、次はムカシトンボだ。





.
[PR]

by brunneus | 2017-04-06 23:37 | 埼玉 | Comments(0)


<< 斜め目線      渋色と首切•2017 >>