トンボ編の続き
ホソミシオカラトンボ
個人的にはあまり縁がない種類。
沖縄本島は分布圏のど真ん中なはずだが、約10年の沖縄通いで、2度しか見たことがない。
トンボ的には絶好、図鑑的にもどんぴしゃな環境を回っているはずなのだが、、。
時期的なものなのか、何か別な環境的な要因があるのか、、。
今回もハラボソトンボに追われるこの1個体を見ただけだった。
シオカラトンボには無い鮮やかな蒼さの複眼と、きゅっとスリムな腹部。魅力的な種だ。
ベニトンボ
沖縄に通いはじめて2年目の秋。やんばるの川で初めて見たときは、このオモチャみたいな派手な色彩にたまげた。
「紅蜻蛉」という名だが、亜熱帯の太陽の下では、むしろピンク色に近い。
(やはり室内ではあの魅惑の色は出ない!)
本来は熱帯性の種だが、近年急速に分布が北上し始め、その北端はついに徳島県に達し、高知県では定着する勢いらしい。
個人的には、この艶やかな色彩は亜熱帯の強烈な太陽の下で見てこそ美しい!なんて思ったりもする、、。