トンボの日々

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カテゴリ:長野( 29 )


2017年 10月 14日

終わりの季節

数日前。
「もう訪れることはないだろう」という舌の根も乾かぬうちに、突発的に用事が出来たので、それに便
乗して再び高原へ。

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橙色に色付いた葉と、青空のコントラストが素晴らしい。シラカバの黄葉はほんの少し先のようだ。
さっそく岸辺を周回すると、ふらふらとヤンマが足元の日だまりに降り立った。

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よく見ると、疲れ果てたルリボシヤンマ雄。暗がりを好むヤンマのはずだが、エネルギー補給の日光浴
なのだろう。

やがて足元から「がさっ」という例の音。

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オオルリボシヤンマ雌。近い場所を移動しながら一心不乱に産卵している。
さらに歩くとまた発見。あまりに安定して産卵しているので、写欲が出てきた。

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少し先にまた別個体。さらに接近してみる。

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これはもう少しでレンズに翅が触れるほどの距離。

オオルリボシに限らず産卵中のヤンマの雌は気配に敏感で、普通はめったなことでは接近できないが、
この日はどの個体もいとも簡単に近付けた。これは残り少なくなった体力の中で、自らの身の危険より
も子孫を残すことを優先させる、本能のようなものなのだろうか。

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ろくに採集もせず、短時間の滞在だったが、じっくり雌たちに向き合えた。
この場所を訪れるのは今度こそ本当に最後。心の中のトンボシーズンも、ゆっくりと終わりを迎えよう
としている。










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by brunneus | 2017-10-14 00:14 | 長野 | Comments(0)
2017年 10月 04日

主役

9月下旬。
そろそろキトンボの生殖活動が始まっている頃と見て、長野の高原へ。
ポイントの風景はまだ青々としているが、水辺の植物の勢いは衰え、所々に褐色が混じっている。

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天気は快晴、申し分ない。水面が秋の太陽を眩しく反射している。
頭上には何頭ものオオルリボシヤンマ。昨年訪れた時はオオルリボシが少なく心配したが、それはどう
やら杞憂に終わったようだ。
準備をしていると、向こうからネットを持った人影が、、。良く見ると、なんと同好A氏。考えること
は同じだったようだ。短い立ち話の後、忙しそうに別ポイントへ向けて立ち去って行った。相変わらず
のエネルギッシュさだ。

足元に視線を落とすと、さっそくオレンジ色の塊が飛来。キトンボ産卵。

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時間を追うごとにキトンボ産卵が増えてゆく。視界に入るだけで何カップルいるだろうか。キの字に連
なったオレンジ色が、あちこちで上下運動する素晴らしい風景。
キトンボの産卵を楽しみつつ、岸辺の草をネットで揺らしながら歩き回る。時々「ガサッ」という音と
共に、やや腹を下に曲げた特徴的なヤンマの雌のシルエットが飛び出す。オオルリボシ雌。警戒してホ
バリングする雌に視線を釘付けにして一歩を踏み出した瞬間、足元から思いも寄らぬトンボが飛び出し
てきた。マルタン雌!関東では普通種だが、高原での優先順位はオオルリボシよりも上。ここでは数年
振りに姿を見た。ターゲットをマルタンに切り替える。
無事にマルタンを採集し、一息。ふと頭上を見上げると、細身の小振りのヤンマがふわふわと風に乗っ
て漂っている。シルエットだけでも充分判別可能。竿を伸ばしてふわりとネットに誘い込む。マダラヤ
ンマ雄。今年もここで出会うことができた。

そしてこの日のサプライズ。
あたりを一周して再び戻ると、オオルリボシ雌がよく産卵に訪れる池の隅を、見慣れない黒っぽいヤン
マがホバリングしている。大きさはオオルリボシくらいだが、後ろに真っ直ぐ伸びた腹に見覚えがある。
さっと振ってネットの中から出してみると、やっぱり。このポイントでは初となるルリボシヤンマ雄だ。

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終わってみれば、ポイントの主役が全て揃った一日だった。オオルリボシもキトンボも、ほぼ例年通り
の出具合。
オオルリボシとキトンボだけでも充分魅力的なのだが、この場所が面白いのは、思わぬトンボが出てく
ることだ。今回で言えばルリボシヤンマ。通い始めた頃はルリボシも来るだろうと探しまわったが、姿
を見つけることは出来なかった。何かの要因でルリボシヤンマに嫌われているのだろう、と無理矢理納
得していたのだが、やはりいるのだ。近くにある隠された池からの飛来なのかもしれない。

今年はもう訪れることはないだろう。最高の形で長野遠征をしめくくれて満足。







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by brunneus | 2017-10-04 22:59 | 長野 | Comments(0)
2017年 08月 22日

混棲

先日のホソミモリの湿地。

炎天下の探索に疲れ果て、木陰の石にへたりこんでいた。
ふと気配を感じて石を見ると、すぐ横に草の中に埋もれた小さな水溜まりがあり、その中で黒っぽいト
ンボが上下運動している。疲れは一瞬にして吹き飛び、慌ててネットを被せる。水面は60㎝のフレー
ムの中にすっぽりと収まってしまう。やがて水面からトンボがネットの中を上がってきた。間違いなく
エゾトンボ系の雌だ。頭の中はホソミモリトンボのことで一杯だったので、ネットの中の雌もそれと信
じて疑わなかった。
しかし取り出してみると、手の中にあったのはエゾトンボ雌。
考えてみれば、辺りを飛び交っているのは全てエゾトンボ雄なので、雌が来ても不思議ではないのだ。
しかし、3年振りのエゾトンボ雌。それだけでも嬉しいので、石に座って追加を待つことにした。

十数分後。
待望の雌が飛び込んできた。間髪入れずにネットを被せる。少し小さい気がしたが、今度はエゾトンボ
であることを疑わずに出してみると、なんとホソミモリトンボ雌!
待ち伏せに気合いが入る。

また十数分後。
追加のホソミモリ雌!、、、しかしネットから出てきたのは、今度はタカネトンボ雌。


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上:ホソミモリトンボ雌 中:タカネトンボ雌 下:エゾトンボ雌

この地域に棲息するエゾトンボ科3種が、同じ水溜まりに産卵しにきたわけだ。

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水溜まりは、すぐ側まで行かないと水面は見えず、湿地を何となく歩いただけでは絶対に見過ごしてしま
うであろう小ささ。雌一匹が産卵するのがやっと、という状態で、よくもまあ、雌は飛びながらこんな場
所を見つけるものだ。
他に気持ちよく?産卵できそうな環境はいくらでもあるのに、なぜわざわざ3種揃って狭苦しい場所で産
卵するのだろう。それに種が違うということは、産卵環境も異なるはずだ。あるいは広い空間を雄が闊歩
しているので(他種だとしても)、それを避けているのかもしれない。

産卵場所を選ぶ理由。それぞれの雌たちに聞いてみたい。










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by brunneus | 2017-08-22 22:51 | 長野 | Comments(0)
2017年 08月 19日

三度目の正直

毛嫌いしているわけではないが、なんとなく避けてきたトンボがいくつかある。そのひとつがホソミモ
リトンボ。

金緑色に輝くエゾトンボの一種だが、このグループの中では最も好寒性が強く、本州では亜高山帯下部
の高層湿原まで行かなければ姿を見ることができない。その気になればすぐに出会えるエゾトンボ、ハ
ネビロエゾトンボ、タカネトンボとはわけが違うのだ。しかも生態その他の情報が少ない。自他ともに
認める面倒くさがりとしては、ホソミモリだけに多大な労力を払いたくない、、などと色々理由を付け
て、今までは避けて通ってきた。
しかし、こういうトンボは、気持ちが乗った時に一気に片付けるしかない!と一念発起して3年。気合
いが足りないのか、採集センスがないのか、未だにその姿すら拝めていない状態が続いていた。

そして今年。
正直、ホソミモリに対する気持ちが切れかけていたのだが、お馴染み同好A氏に背中を押されて、産地
を訪れる決心をした。
天候不順で延期すること2回。大苦戦の末、三度目の正直で、ようやく手にすることができた。

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ホソミモリトンボ雌

手にした時の第一印象は「小さい!」。
きちんと計測したわけではないが、感覚的にはカラカネトンボの雌のような感じ。そしてタカネとも、
エゾとも、ハネビロエゾとも違う、独特のスリムな体型。やはり図鑑の写真だけでは伝わらないことが
あるのだ。

残念ながらこの日は雄は姿が見られなかったが、一応の成果を得て、やっと肩の荷が下りた。
こうなると欲が出てきて、雄も、、となりがちだが、いやいや、やめておこう。

炎天下のポイントを一日中歩き回ったうえに、往復の超長時間の運転もこなす同好A氏の強靭な体力に
舌を巻いた一日だった。同好Aさん、ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。








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by brunneus | 2017-08-19 02:17 | 長野 | Comments(0)
2016年 10月 15日

陽炎

先月末の長野でのこと。
キトンボの産卵が一段落したので、池の畔の木陰で休んでいると、すぐ近くでチッチゼミの鳴く音がし
た。音は背後から響いている。視線を走らせてみると、すぐ後ろの草の上に黒い虫影が。

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チッチゼミ雄
奄美以北では最も小型になる北方系のセミで、横から見ると後翅の縁が上に飛び出るのが大きな特徴。

チッチゼミはモズの高鳴きと共に、秋の高原になくてはならない音の風景だが、いつもその音は、樹上
や遠くで陽炎のように響いて掴み所がない。
たまに近い距離で鳴いていて、本体を突き止めようと梢を凝視するが、音源に近づいたと思えば遠ざか
り、移動したかと思えばまた元の位置から響く。「ジッジッジッ」または「ビッビッビッ」(チッチッとは決
して聞こえない)という脳天に突き刺さる音は、不規則に空間を伝播するのだ。近付けば遠ざかる、まさ
に陽炎。

勝手なイメージだが、ハルゼミ類、エゾゼミ類、ヒグラシ類とこのセミは、基本的に木の高い位置で鳴
くので、捕まえるのが難しいグループだ。
調べてみると、チッチゼミは時々地上の草などで鳴くこともあるらしいが、実際にその状態を見るのは
初めて。次に見られるのはいつになるか分からないので、その姿をしっかり目に焼き付けた。

長野の秋は足早に過ぎ去る。今頃は虫の音も絶え、静かな風景が広がっていることだろう。






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by brunneus | 2016-10-15 11:30 | 長野 | Comments(0)
2016年 10月 02日

終わりよければ

長野のオオルリボシポイントにキトンボが多産するのを知ったのは、確か2年前。今年はオオルリボシ
は芳しくなかったが、キトンボはどうだろう。
秋の長雨の晴れ間、思い切って訪れてみた。

現地到着は午前10時。
池の畔に立ち、竿の準備をしていると、さっそくオレンジ色の連結体が足元の水面を打つ。

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このペアを皮切りに、正午過ぎにかけて一帯の池は、キトンボ産卵のお祭り騒ぎとなった。
撮影はできなかったが、キトンボ雄とネキトンボ雌の組み合わせのペアもふたつ混じっていた。このポ
イントではネキトンボを見たことがない。どこに潜んでいたのだろう。
異種のペアを良く観察すると、正常なキトンボのペアのように、一度打水してから大きく身体を前方に
振る、という行動をしている。しかしネキトンボの産卵は単純な打水のはずだ。もちろん異種のペアで
は、ネキトンボの方は全くやる気がなく、雄に振り回されているだけ。ということは、「打水してから
身体を前方に振る」というキトンボの一連の産卵動作は、雌だけではなく、雄もはっきりと意識して行
っているのだろうか、、。

そんなことを考えているうちに午後になりキトンボ産卵は下火に。時々飛来する雌が、ライバルが減っ
た雄の警護飛翔付きの単独産卵に切り替えるようになっていた。

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安物のコンデジでもじっくりと撮影できるほどの個体数。
関東地方の池でも、かつては至る所でこのような光景が繰り広げられていたのだろう。

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この日の天候は不安定で、ちょうどキトンボの産卵時間だけ日差しが出る、という幸運だった。
前回殆ど姿が見られなかったオオルリボシヤンマ雌も、今回は数頭の産卵が見られ、ここでは偶産種で
あるマダラヤンマを、今回も見ることができた。

撮影に不満で撮り直そうと思っていた、真紅に染まるコノシメトンボ雄を手にしつつ、早めに帰宅。
今年の長野は不作だったが、雄大な風景に抱かれてトンボと戯れる素晴らしい一日を、最後に過ごせて
非常に満足。終わり良ければ全て良し。

残り僅かなシーズンの日々を、地元のトンボを静かに観察して終わる心の準備ができた。







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by brunneus | 2016-10-02 01:13 | 長野 | Comments(0)
2016年 09月 10日

二連敗

一週間前の状況が信じられなくて、再び長野へ行った。

結果は、オオルリボシヤンマの雄の個体数は増えていたが、雌が相変わらず少ない。晴天で気温も高い
状態で雌がやって来ないのは不可解だ。仮に冬に水抜きされたり、水草を抜かれたりされたとしても、
他の地域から充分な数の個体が飛来するはずで、移動するのにちょうど良い池も周囲にある。何より雄
がいつも通り飛んでいるのに、雌だけが見られない理由がわからない。産卵基質はいくらでもあるのだ。

早々にポイントを後にし、メガネサナエの川へ。ここに初めて来た時は、その個体数の多さに感激した
のだが、近年めっきり数を減らした。情報を集めてみると、近隣の川では数が減っているようなことは
無いようなので、何らかの変化があり、この川のポイント力が失われつつあるのかも知れない。また新
たな場所をさがさねばならない時期に来ている、ということだろう。この日も、散々歩いて雄がひとつ、
という状態だった。
もっとも、メガネサナエの時期はもう末期なので、少なかった理由はそのせいもあると思う。

この日採集した3種。

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上左:メガネサナエ雄 上右:ミヤマサナエ雄 下:マダラヤンマ雄

数年ぶりに、このポイントでマダラヤンマを手にできたことが、唯一の救いとなった。

長野は良い印象しかなかったのだが、こう負けが続くと、今後は足が遠のいてしまいそうだ。








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by brunneus | 2016-09-10 00:03 | 長野 | Comments(0)
2016年 09月 04日

完敗

昨日。
お馴染み同好Aさん、その息子さんのMくんと、初秋の長野へ行ってきた。
関東は悪天だが、長野は晴れとの予報を確認しての決行、現地へ着くと、目論見通りの晴天。

結果は、狙いのトンボはほぼ皆無だった。
晴天で気温も高く、環境の変化も一見すると、無い。天候関連のマイナスの要素が思い当たらない。強
いて言えば、若干風が強いくらいか。

成果は必ずある、と確信しての現地入りだったが、自然界に「確実」は無い、ということを思い知らさ
れた。

この日の採集2種。

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左:オオルリボシヤンマ雄 右:アキアカネ雌

翅斑が発達したアキアカネが今年も採れた。

トンボは不発だったが、爽やかな長野の空気を思い切り吸い込んでリフレッシュできた。
そして、自然が貧しい幼少時代を過ごした身としては、日々素晴らしい体験を積み重ねているMくんが
羨ましい。20年後には、今日という日はどんなふうにMくんの記憶に刻まれているのだろう。

現地にはもう一度行ってみるつもりだが、果たして状況は良くなっているのだろうか。










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by brunneus | 2016-09-04 23:22 | 長野 | Comments(2)
2015年 10月 08日

もう一度

10月を過ぎる頃になると、関東南部では急激にトンボが減ってゆく。
夏に我がもの顔で谷津を飛び回っていたオニヤンマの姿は既に無く、そこにあるのは「プー・・」と寂
しげに響くケラの声と、枯れ草にぽつんと止まるくたびれたアキアカネ。ついこの間まで、夕暮れ時に
賑やかに飛んでいたヤンマたちはどこに行ったのだろう。

要は、進む季節に気持ちが置き去りにされているのだ。毎年のことではあるが、否応無しに寂しい気持
にさせられるこの季節が、どうも苦手だ。

日曜日。季節の終わりにトンボが飛び交う光景がもう一度見たくて、再び長野を訪れてみた。

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瑞々しい空気、頬を渡る冷たい風

頭上を飛び交うオオルリボシヤンマの雄と、足元には産卵する雌

キトンボの鮮やかなオレンジ色の残像

西日が眩しい

この日最後の太陽に輝く黄金の稲穂


三週間振りに訪れた高原の池は、今回も沢山のトンボで溢れ返っていた。
池の標高は900m。関東南部よりずっと季節の進行は早いはずだが、やはり環境のスケールが違う。
黄昏のトンボの楽園は、永遠に続くかのように賑わっていた。

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さすがにオオルリボシヤンマは擦れた個体が多かったが、まだまだ新鮮な個体も混じる。そしてキトン
ボはちょうどピークを迎えた頃合いだったようだ。

晩秋の使者、キトンボを手にしたことで、寒く長い冬を迎える心の準備が出来た。
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by brunneus | 2015-10-08 02:32 | 長野 | Comments(0)
2015年 09月 20日

違和感

この1枚の画像から漂う違和感。

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秋のヤンマであるオオルリボシヤンマと、春のヤンマであるクロスジギンヤンマが並んでいる。
両種ともに先日の長野で手にしたものだ。

クロスジギンヤンマは基本的には春のヤンマで、平地では7月には殆ど見られなくなる。ところが、山
間部や寒冷地では秋にもぽつぽつ姿が見られることがある。
これらの水温が低い地域では、春から断続的に発生が続いているのか、春と秋に二化するのかは分から
ない。いずれにしても、秋風が吹き抜ける高原で、オオルリボシヤンマの下をせかせか飛び回るこのヤ
ンマを見ると、一瞬、その場所だけ季節感が希薄になる。

そしてこの時期疑わしいのは、ギンヤンマとのハイブリッドである通称スジボソギンヤンマだ。この時
も淡い期待に色めき立ち、必死に追い回して手にしてみたが、どこからどう見てもクロスジギンヤンマ。

春に出現するヤンマで大型種はクロスジギンしかいないので比較対象がないが、こうしてオオルリボシ
と並べてみると、体型の違いが一目瞭然。やはり狭い空間をせせこましく飛ぶクロスジは翅が短く、
広々とした空間を悠然と飛ぶオオルリボシは、翅が幅広く長い。環境、習性による翼の形状の法則は鳥
類に顕著だが、個人的にはトンボにも当てはまると思っている。

秋の高原ならではの違和感をじっくりと味わう日々。
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by brunneus | 2015-09-20 14:29 | 長野 | Comments(0)