トンボの日々

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2010年 05月 30日

とりあえず更新

思わしくない天気のコンディションにしては、なかなかの内容だったと思う。
詳細は後ほど。

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by brunneus | 2010-05-30 23:36 | 沖縄 | Comments(0)
2010年 05月 27日

南の地より

市内なのに何故か電波が通じず、偶然宿にあったPCから更新。

昨日の睡眠不足の高温のせいか、バテた。

今日の成果を簡潔に。

コナカハグロトンボ、
ヒメホソサナエ、
ミナミトンボ、
コフキショウジョウトンボ、
ホソミシオカラトンボ、
アオビタイトンボ、
コシブトトンボ、
オオキイロトンボ、
オオメトンボ、

キミスジ、
ミカドアゲハ、

ナナホシキンカメムシ、
アカギキンカメムシ、
イワサキクサゼミ、
イシガキゴマフカミキリ

明日の天気は悪化の予報。
さて、どうしようか、、。
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by brunneus | 2010-05-27 22:50 | 沖縄 | Comments(0)
2010年 05月 26日

クロスジギンヤンマの池

3日ほど前。
青梅市の谷津を二つ巡ってきた。

ひとつは良好な湿地環境が残っている場所で、サラサヤンマが多産。
入り口の小池には、都内では稀種であるコサナエも沢山見られる。
この池は、夏のヤンマ類の発生源になっていて、マルタンヤンマ、ヤブヤンマ、
秋にはルリボシヤンマも飛んでくる。
当然この時期にはクロスジギンヤンマも多い。
しかしこの池は私有地。
持ち主の気分ひとつでいつでも潰すことができる。
谷奥の湿地は青梅市によって整備が計画されているらしいが、
池が埋められてしまうと、この谷津のトンボ相が一気に貧弱になることは確実。
是非、所有者、行政ともに、そのあたりに留意してもらいたい。(ムリだろうなあ、、)

この日はタイミングが悪いことに、全域で草刈りの作業をしていた。
そのせいか、サラサヤンマも皆無。これじゃ駄目だ、とそそくさと移動。
この谷津では、都内屈指の稀種であるエゾトンボやコシボソヤンマ、
それとオオルリボシヤンマも採集したことがある。
昨年も書いたが、駅から20分の楽園の安泰を願うばかりだ。

移動した先は、公園化された谷津の奥にある護岸池。
しかし護岸は苔で覆われ、水中には藻が繁茂し、人工的な環境にしては、まずまずの状態だ。
夏から秋には、ネキトンボの乱舞が見られる。

そしてここはクロスジギンヤンマが多く見られる。
なにより整備されているので、周囲に障害物が無く、狙いが付けやすいのが良い。
到着と同時にいくつもの雄の縄張り争い真っ最中で、池は活気に満ちていた。

先のコサナエの池よりトンボ相は貧弱だが、ゆっくりと散歩気分でトンボ観察ができるので、
この場所は気に入っている。

クロスジギンヤンマ雄:体長75mm
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明日から南の方へ行ってきます。
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by brunneus | 2010-05-26 13:00 | 東京 | Comments(0)
2010年 05月 22日

早苗日和

絶好のトンボ日和と休日が重なった(半分狙っていたのだが笑)

この時期の晴天は、サナエに費やす、と決めていた。
去年は惨敗に終わっている。今年は季節の進行の遅れの分を差し引いても、
さすがにもう発生ピークを迎えているだろう、と踏んだ。

9:30
ポイント着。天気は快晴、気温も既に高い。はやる気持ちを抑えて川原に駆け出す。

・・・・・・・・・・・。

サナエの姿が無い。

気を取り直して、近くの杉木立の空間に様子を見に行く。
到着する手前から、大きなトンボが朝の光を全身に受けて、
ゆっくりと旋回しているのが目に飛び込んできた。
竿を出すと、どうやら二匹いるようだ。

そのうちの一匹をネットイン。
コヤマトンボ。未熟。しかも雄、、、。

しまった〜!!
まだ早い、ということなのか!!??

脇の水路に舞うアオハダトンボを掬って手に取ると、
雄なのにまだ翅が茶色っぽい。
未熟だ、、、。

10:29
川原でようやくアオサナエを見るが、近づく素振りを見せただけで、
一瞬にして視界から消えてしまった。

暑さを避けて、木陰に腰を下ろして岸辺を見つめるが、
一向にサナエは戻ってこない。

気分転換に少し下流側に移動すると、足元の水面にさっとトンボの影。
とっさにストロークすると、運良くネットの中に吸い込まれてくれた。
アオサナエか、、?
取り出してみると、それはホンサナエ。

以降、ホンサナエはちょくちょく見るが、アオサナエは全く飛ばない。
こうなったら黄昏飛翔に賭けるしかないか、、。

正午
アオハダトンボの水路から、真っ白なトンボが飛び立つ。
ネットをあてがい、手に取ってみると、なんと羽化したてのキイロサナエだった。
キイロサナエがこの状態じゃ、全然だめだ、、。

結局、この日は夕方になんとかアオサナエ雄を一匹だけ採ることができたが、
あわよくば雌、、なんていう期待は、ただの妄想に過ぎなかった。

他のトンボ:
クロイトトンボ(成熟)/多
ニホンカワトンボ(半成熟)/多
アオハダトンボ(半成熟)/多
ミヤマカワトンボ(成熟)/少
ダビドサナエ(成熟)/多
キイロサナエ(未熟)/少
ヤマサナエ(半成熟)/少
ホンサナエ(成熟)/普
アオサナエ(成熟)/稀
コヤマトンボ(半成熟)/少
ハラビロトンボ(未熟)/稀

・今日分かったことは、アオサナエはホンサナエより出現が遅れる、ということと、
キイロサナエはヤマサナエより出現が遅れる、ということ。
川の水質は初めて来た9年前より明らかに悪化している。

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アオサナエ雄:体長55mm
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by brunneus | 2010-05-22 00:53 | 埼玉 | Comments(2)
2010年 05月 17日

個性

トンボに限らず、個体変異のある昆虫は見ていて飽きない。

変異が出やすい種と、出にくい種があるのが不思議だ。
このあたりは、進化の程度に関係がある気がする。

先日のトラフトンボの雌も、翅に出る黒帯のパターンのバリエーションが豊富だ。

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左上から、時計回りの順に黒帯が濃くなる。
千葉あたりでは、右下の「やや濃い」パターンが一番多い気がする。
他の地域では、左下の個体よりも、もっと黒帯が発達した個体が見られるが、
千葉ではなかなか見かけない。

トラフトンボの他では、カラスヤンマ、ミナミヤンマの雌の翅の斑紋の変化が有名で、
特にミナミヤンマでは変化と地域性が密接に関係しているという。
トラフトンボも、あるいは地域による差異があるのかもしれない。

こういうことを考えられるのも、標本ならではの醍醐味だ。
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by brunneus | 2010-05-17 00:58 | 千葉 | Comments(0)
2010年 05月 13日

今年も出会えた

先日の千葉遠征から。

トラフトンボは通常、雌の翅に黒帯が入るが、
「ごく稀に」雄と同じように全く無班となる個体が出現する。

しかし、この「ごく稀」な無班型。
雌が多い時は近年、必ずと言ってよいほど採れる。
ひょっとして、それほど珍しくもないんじゃないか、と思ったりもする。

とは言うものの、出会いは偶然に頼るしかなく、やはり無班型がネットに入ると嬉しい。
春の季節進行が遅れたため、殆どが未熟個体だった。

トラフトンボ雌:体長50mm前後
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by brunneus | 2010-05-13 23:05 | 千葉 | Comments(0)
2010年 05月 12日

影がない!!

撮影方法を、影がないセッティングにしてみた。

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うーん、まだ見慣れていないからか、ちょっと変な感じ、、。
影がないと、不自然に感じてしまう。
もう少し続けてみよう。
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by brunneus | 2010-05-12 12:43 | つぶやき | Comments(0)
2010年 05月 07日

オオキイロコガネ

ときどき、日常生活の中で時空を越えたエアポケットのようなものを感じる時がある。

たとえば、昆虫の図鑑で見つけた、何となく気になる虫。
しかし生態も環境も分からず、まあまず出会えないだろうな、と諦めていると、
ある日突然目の前に現れたりする。
昨年の八王子の職場でのルリボシカミキリや、ムネアカセンチコガネがそれだ。

そしてつい最近もそれが起きた。

5月3日の午後。
日比谷の野音のライブに行こうと家を出て30秒後、
すぐ先のファミリーマートの脇を通り過ぎようとしたとき、
足元で黄色い虫がもがいているのが目に入った。
瞬間的にコガネムシであることは分かったが、手を伸ばすと、
それはオオキイロコガネだった。

オオキイロコガネ
淡い黄色に包まれた細長い胴体。そしてコガネムシとしては異色の6本の長い脚。
図鑑でその姿を見た時、ありそうでないような、ひそかに個性を主張したフォルムに惹かれていた。
しかし、この虫についての情報の持ち合わせは無く、
インターネットで調べても、どうやら数が少なく、つかみどころのないコガネムシである、
ということしか分からなかった。

それが近所のコンビニの前に、、。
なぜこんな場所にいるのか全く理解できない。

そして翌日。
駅前で飲んだあと、深夜の帰り道の国立大学通りで再び足元に、、。

それ以来、道端に落ちたオオキイロコガネを拾うのが、
通勤、家宅時のささやかな楽しみとなっている。
昨日は狭い範囲で3匹も拾った。
どうやら通りの桜並木が発生源となっているらしいが、具体的にどの樹種なのかは分からない。

時間があれば、もう少し詳しく調べてみたい。

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by brunneus | 2010-05-07 10:49 | 東京 | Comments(2)
2010年 05月 06日

次の一手

5月4日。
八王子のムカシトンボが一向に芳しくない。
そこでもう一カ所、東京都北西部のポイントへ行ってみた。
ここは八王子より標高が高く、春が遅い今年の連休は厳しいかな、と思っていた。
しかし一足先に2日前にポイント入りしていたSさんから、
「結構飛んだ」という連絡を受け、行ってみる気になった。

このポイントでは、2年前にそこら中をムカシトンボが飛び回るフィーバー状態を体験
したのだが、去年は殆ど鳴かず飛ばずだった。
さて、今年はどうだろうか、、。

9:13
最寄り駅に着。概ね晴れだが、うっすら薄雲がかかる
9:56
林道終点着。ここがポイントだ。
アプローチが思いのほか遠く、たっぷり絞られた。全身汗だく。
気温は高く、半袖でちょうどいいくらい。
9:58
ムカシトンボが頭上をさっと旋回して上へ。
ちょこちょこ来るが、高いのと不規則なので、手が出せない。
悲しいほど空振りを連発。
10:32
やっと雄をネットイン。
10:34
2匹目。
10:37
2匹同時に飛来。しかしまたしても空振りを増産。調子が出ない。
木漏れ日の中をちらちら飛ぶのと、コースがあまりに不規則すぎて、
狙いを定められず、すぐに見失ってしまう。かと思えば出し抜けに鼻先を通過したり、、。
しかし、この頃から次々にエリアに飛来するようになる。
戦闘機のように、一定の速度で飛び回る独特な姿。竿を手に走り回る。
12:00
この頃を過ぎると飛んでくる個体は少なくなった。
12:59
出発。帰り道でもちょくちょく路上を飛ぶ姿を目にする。
13:55
駅に到着。

手にした個体のほとんどは体がまだ柔らかい未熟個体だった。
基本的にこのポイントは縄張りではなく、摂食飛翔をする環境なのだが、
この分ではまだ生殖活動はしばらく先になるだろう。
とはいえ、久しぶりに多くのムカシトンボの姿が見られて満足。
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by brunneus | 2010-05-06 22:44 | 東京 | Comments(4)
2010年 05月 03日

結局

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2日は、散々迷ったが、千葉に行くことにした。
起きて迷い、家を出て迷い、電車に乗ってもまだ迷っていた。

しかし、電車が市川を過ぎるころには迷いは薄れ、
ポイント手前で路上を悠々と飛ぶトラフを見た時に、
迷いは完全に吹き飛んだ。

8:27(途中、乗り換えで寝過ごしたが奇跡的に間に合った)
最寄り駅に着。清算していたら、駅前のタクシーが全部出払ってしまった。
仕方がないので、歩く。
9:04
ポイント着。日向は暑く半袖でも充分だが、時折吹く風は冷たい。
今回は身軽になるためと、晴天続きだったのでメインポイントの水位は低いと踏んで、
短い長靴を持参したのだが、これが誤算。
メインポイントは深く完水していて、短い丈の長靴ではどうしようもない。
対岸を飛ぶトラフトンボを指をくわえて眺めるだけ。

ここにいても埒があかないので、早々に作戦変更。
一点集中ではなく、池周囲の飛翔ポイントを巡りながら採集する方法を取る。

あちこち歩き回った結果、まぐれで雌が採れた。しかしその後が続かない。

今日はこのまま1雌で終わってしまうのか、、
1雌採れただけでも良しとするか、、、。
おまけに10時を過ぎると、飛びが鈍くなってしまった。

木陰に腰をおろし、ぼんやりと空を見つめているうちに、
睡魔が襲ってくる。

11:59
遠のく意識の片隅に、トンボのシルエットを見た気がした。
竿を手に取り、急いで駆け寄る。そして目を疑った。

トラフトンボが一斉に飛び出している!!

あちこちの梢の上に、2〜3匹がかたまって、ゆっくりと旋回している。
まるで沖縄のカラスヤンマみたいだ。
基本的には高空を旋回しているが、気付くといつの間にか降下し、
頭上を飛んでいる。太陽をバックに、翅の黒い筋がはっきりと見える。

ここから1時間が、今日の最大のクライマックスだった。
典型的な春の千葉の沼の風景を堪能する。
思い切って来てよかった!!

13:10
エリアからトンボの姿が見えなくなったので、出発。
駅までの道のりは長いが、こういう時は足取りも軽い。

採集した雌は全て未熟だったが、何より多くのトラフトンボの姿が見られたことが嬉しい。
成熟するのは、連休明けだろう。
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by brunneus | 2010-05-03 00:51 | 千葉 | Comments(0)