トンボの日々

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2015年 06月 28日

日本?朝比奈?

図鑑に載せるために、過去に撮影したカワトンボの画像を見直している。

やっかいなのが無色翅型の雄。

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さて、どちらがアサヒナカワトンボで、どちらがニホンカワトンボでしょうか、、?

答えは三日後に。
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by brunneus | 2015-06-28 02:14 | つぶやき | Comments(2)
2015年 06月 25日

不運

徳島に行ってきた。

もちろん狙いはミナミヤンマだが、そうそう仕事を休めるわけではないので、日帰りの強行スケジュー
ル。梅雨まっただ中だけに、天気の動向には神経を使う。前日までぎりぎり様子を見て、当日の晴れマ
ークを確認してゴーサイン。

しかし現地に着くと、待っていたのはこんな風景。

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これは反則だ。不運としか言いようがない。それでも希望は捨てずに歩き回るが、飛ぶのはウスバキト
ンボばかりで、大型のトンボのシルエットは皆無。
歩き始めて30分。突然頭上をミナミヤンマの雌が狂ったように舞い始めた。薄暗い背景に紛れたシル
エットに翻弄され、結局外す。
これから天候が回復すればチャンスはまだまだあるはず、、、と希望を捨てずに探索を続けるが、天候
は悪化の一途。ミナミヤンマの姿さえ拝めずに無念の時間切れとなった。

せめてご当地のトンボを、とシコクトゲオトンボを求めて沢に入るが、姿は無い。泣きそうな心境で最
後に訪れた沢で、やっと手にすることができた。

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シコクトゲオトンボ 左:雄 右:雌


このトンボがいたのはこんな環境。
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当初はやみくもに沢に入っていたが、この写真の向かって左側、本流に向かって流れ込む僅かに水が流
れる支流の周辺に限って、高密度で見られた。そういう生態なのか、それとも時間帯によるものなのだ
ろうか。
写真では明るいが、曇天のせいもあり、実際は懐中電灯が必要なほど暗かった。闇の中を音もなく舞う
真っ黒いトンボは、どこか不気味で、どこか神秘的。

手にしてまず眺めたのは顔面。

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この南国情緒溢れる赤が見たかったのだ。


二頭のカモシカに突進されたり、耳元でキュウシュウジカ叫にばれて肝を冷やしたりと面白い経験もし
たが、やはりミナミヤンマを手に出来なかったことが悔やまれる。

10年前に高知に通っていた頃のように、5日くらい滞在しないと結果は出せないのかもしれない。
上半期のシーズンに溜め込んだ運(そのうちの半分は実力不足なのだが)が、これから一気に爆発する
ことを祈ろう。
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by brunneus | 2015-06-25 22:08 | その他 | Comments(2)
2015年 06月 24日

遅々

撮影済みのトンボ全種を網羅した冊子を作り始めて半年。
新規の撮影をするたびに画像を差し替えているので、遅々として進まない。

いつ日の目を見ることができるのだろうか、、


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by brunneus | 2015-06-24 10:39 | つぶやき | Comments(0)
2015年 06月 21日

副産物

先日の長野遠征の副産物。

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オオヤマトンボ雌

オオヤマトンボは東京周辺では珍しくもないトンボだが、雌にはなかなか出会えない。
かと言って、雌を狙って一日中オオヤマトンボしかいない池に張り付こうとも思わないので、今までの
キャリアでも出会った回数は数えるほどしかない。

先日のオオトラフの池では、産卵するオオヤマトンボを複数回目撃した。この個体は運良く目の前で産
卵してくれたので、手にすることができた。
オオヤマトンボの雌の産卵は手強い。コヤマトンボと違って決まったゾーンで往復するようなことはせ
ず、広い範囲で滅茶苦茶に飛び回って打水する。
とても追いかけることなどできないので、運良く目の前に来てくれるのを待つしかないのだ。

未熟な雌は二年前に採っているが、成熟した雌は久々だ。
図鑑用の思わぬ副産物が採れて一安心。
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by brunneus | 2015-06-21 15:30 | 長野 | Comments(0)
2015年 06月 17日

初夏の高原・その2

先日の高原遠征で、印象に残ったトンボ。

最後に訪れた、この日最も標高が高い池。見るからに環境が良い池だったが、カラカネトンボどころか、
オオトラフトンボさえも見られなかった。

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しかし足元に目を落として、あっと息を呑む。

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岸辺に、夥しい数のルリイトトンボが群れていた。

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上左:ルリイトトンボ雄 上右:同青色型雌 下:同緑色型雌

ルリイトトンボが棲息している、という発想が全くなかったので、突然現れた幻のような光景には全く
驚いた。帰宅後に図鑑の記述を見てみると、どうやら初夏の今頃が発生のピークだったようだ。

青いイトトンボは、ムスジイトトンボ、オオイトトンボなど関東にも見られるが、ルリイトトンボの目
が醒めるようなブルーは別格だ。なんというか、「混じりけのない北の香り」のようなものを感じる。

見ず知らずの土地に遠征すると、思いも寄らぬ光景に出くわすのがたまらなく面白い。
季節を変えて訪れてみたくなった。
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by brunneus | 2015-06-17 01:40 | 長野 | Comments(0)
2015年 06月 15日

初夏の高原

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最近交流を持つようになった同好のAさんと、初夏の高原へ行ってきた。
オオトラフトンボとカラカネトンボの新規ポイント開拓をしたい、という会話をしたところ、有り難い
ことに、車を出してお付き合いしてくださることになったのだ。
ポイントを巡る探索は、徒歩では到底考えられない。ここぞとばかりに欲張ったスケジュールを立てた
のだが、疲れも見せずに運転するAさんの体力に脱帽。

結果としては、予想通りオオトラフトンボは複数の池で確認。しかしカラカネトンボは一箇所として見
られなかった。それでは、と標高を上げてみると、今度はオオトラフが姿を消す、という具合。
何が彼等の棲息条件を分けているのだろうか。

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オオトラフトンボ雄

標高が高いので成熟したてか、と思いきや、この個体のように焦がしたような渋い褐色に老熟した個体
が多かった。
残念なことに雌の採集は叶わなかったが、蒸し暑い東京とは別世界を充分に堪能できた。

Aさん、長時間の運転ありがとうございました!                                                                                                                                                                                                                                                  
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by brunneus | 2015-06-15 00:19 | 長野 | Comments(2)
2015年 06月 12日

出会いは突然

このブログ初登場のトンボ。

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オジロサナエ雄

オジロサナエは関東南部では山沿いに広く分布しているらしいが、その詳細は把握していない。自分
にとって「未知の普通種」のひとつなのだが、オジロサナエは図鑑を作る上では外せない。
ダビドサナエ雌の記事でも書いたが、こういうトンボが厄介なのだ。

砂漠の中の針を探すようで心もとない気持ちでいたのだが、出会いは突然やってくる。
数日前、八王子の職場からの帰りのバス。車内で出発を待っていると、窓枠に佇む中型トンボが目に
入った。サナエだ。人目も気にせずムンズと掴むと、それがオジロサナエの雄だった。

まさか仕事帰りのバスで懸案のトンボが採集できるとは、、、。

しかし、同時に「オジロサナエの雌」というさらに高いハードルが目の前に出現したのだった。

探しに行く時間は取れるのだろうか、、。
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by brunneus | 2015-06-12 22:00 | 東京 | Comments(0)
2015年 06月 10日

最盛期

いまが最盛期のヤンマ。

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アオヤンマ雄

最盛期のはずだが、連日の悪天低温で見に行く機会がまったく無い。こんな日は、アオヤンマたちはど
うしているのだろうか、、。
次期主役のネアカヨシヤンマも、もう羽化しているだろう。選手交代はすぐそこだ。
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by brunneus | 2015-06-10 01:00 | つぶやき | Comments(0)
2015年 06月 09日

増えてる?

先日のこと。
都内の谷津を歩いていた。この時期の谷津の開放的な池にはあまり興味がそそられるトンボがいないの
で普段は素通りしているのだが、この日は何となく覗いてみた。すると、アシの先端に黄褐色の見慣れ
ないトンボが止まっている。瞬間、種類が分からなかったが、すぐに名前が浮かび、ネットを一振り。

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ヨツボシトンボ雄

このポイントに通い続けてずいぶん経つが、ヨツボシトンボを見たのは初めてだ。元々北方系のこのト
ンボは、温暖な都内では稀種で、かつてはごく限られた産地しか知られていなかった。
しかし近年、あちこちで見られるようになっているらしい。同様なことはハラビロトンボにも言え、こ
こ数年は訪れた先々で姿を見る。

浅い池や湿地に棲むトンボに、なにか変化が起きているのだろうか。
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by brunneus | 2015-06-09 00:51 | 東京 | Comments(0)
2015年 06月 06日

久々

5月下旬。
埼玉の馴染みのポイントへサナエを見に向かう。

到着は午前10時過ぎ。この時間設定は、隣接するポイントでのサラサヤンマの産卵に合わせたもの
だ。

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天候は申しぶんないが、来るたびにあちこちで改修工事がされ、もはや初めて訪れた時の昔の面影もな
い。
岸辺に降り立つと、アオサナエがちらほら飛び立つが、昨年よりは少ない印象。灼熱の河原はそこそこ
にして、涼しい風が抜けるサラサの湿地へ。

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近年サラサの数が減っている場所だが、今年はいつになく雄の数が多い。これは雌の飛来も期待できる
か、、と楽観して待つ。

、、しかし、待てども雌は来ない。ひたすら辺りを舞うハンノキの綿毛や、足元に戯れるジョウカイボ
ンを眺める時間が過ぎる。

14時過ぎ。痺れを切らして移動しようと歩いて数メートル。日向の草むらに怪しい動きをするトンボ
を発見。同時に網を振り下ろすと、中にいたのは目的のサラサ雌だった。

15時を過ぎて西日となる頃に再び河原へ。
アオサナエの雄たちとともに、雌の飛来をじっと待つ。

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17時過ぎまで待ったが、所用のため時間切れ。結局、この日はアオサナエの産卵に出会うことはなか
った。

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左上:サラサヤンマ雌 右上:アオサナエ雄 下:キイロサナエ雄

このポイントでサラサヤンマの雌を採ったのは何年ぶりだろう。そしてキイロサナエ。かつては多産し
ていたが、環境が撹拌されたおかげで数年前から姿を見なかった。サラサの湿地で日だまりの葉に止ま
っていたサナエを手にすると、それがキイロサナエだった。あるいは近くの別のポイントから飛来した
個体かもしれない。

サラサ雌とキイロサナエ。この場所での久々の顔ぶれを目にできたので、アオサナエ雌を手にできなか
ったことは帳消しにしよう。
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by brunneus | 2015-06-06 13:40 | 埼玉 | Comments(0)