2011年 11月 16日
番外編。 旅に出ると、予想もしない生き物との出会いがある。 トンボで言うと以前紹介したヒメキトンボがその筆頭だが、 それ以外ではこの2種。 マダラサソリ:体長60mm タイワンカブトムシ:体長45mm マダラサソリは、八重山に生息していることは知っていたが、 森林で覆われた石垣や西表にしかいないと思い込んでいた。 しかし情報を調べてみると、波照間ではごく普通に見られるらしい。 サソリは今まであまり興味をそそられない種群だったが、 いざ手にしてみると、華奢で繊細なフォルムに惚れ込んでしまった。 ちなみに写真の個体は生きているのを取り押さえたのではなく、 道路に落ちて死んでいたもの。 毒は弱いというが、さすがに元気な個体に手を出す気にはなれない。 タイワンカブトムシは南西諸島では有名なサトウキビの害虫だが、 足掛け10年の沖縄通いでも出会うことはなく、 密かな憧れのムシだった。 それが夜、星を見に散歩していた足元に転がっていたのだ。 星のことも忘れて、感激してしまった。 今回で南方シリーズは終了。 再び底冷えの関東へと戻る。
by brunneus
| 2011-11-16 01:45
| 沖縄
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