トンボの日々

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2013年 09月 21日

拒絶

9月中旬。

ようやく休日と好天が合致したので、シーズン末期ではあるが、長野のメガネサナエを見に行った。
せっかくだから、と今回も事前に他のポイントにも目星をつけて巡ることにする。

この日はメガネサナエポイントに行く前に途中下車、エゾゼミがいそうなカラマツ林を歩き回ったが、
声はするものの、地面に朽ちた死骸がいくつか見られるだけで、生きた個体を手にすることは叶わな
かった。遥か昔、晩夏の八ヶ岳の高原で、あちこちの路上にエゾゼミが落ちていたのを記憶していて、
今年は何回かそういった個体を狙って高原地帯に赴いたが、姿は見られずじまいだった。
ここまで成果がないと、あの記憶は果たして事実であったのか、ということさえ曖昧になってくる。

気を取り直して次はマダラヤンマのポイント。
ある方から目撃ポイントを教えて頂き、期待に胸を膨らませて行ってみたが、良さそうな環境ではあ
ったが飛んでいるのはギンヤンマのみ。恐らく気温が高すぎるのだろう。

そして頼みの綱のメガネサナエポイントは、今年は数が少ない。おまけに疲労で集中力が途切れがち
で、思うように竿を操れない。こんな状況では雌も望むべくもなく、早々に切り上げる。
諦めの良すぎる所が、我ながら欠点だと思う。

太陽は西に傾いているが、最後だけでも景気よく終わらせよう、と昨年見つけたオオルリボシヤンマ
のポイントへ。
ポイントには日没ぎりぎりに到着。縄張り飛翔は終わっているが、黄昏摂食活動はこれから始まるは
ずだ。待つことしばし。池の奥の暗がりで白っぽいヤンマが忙しなく飛び交いはじめた。オオルリボ
シだ。狭い範囲に2頭いるが、薄暗い上に滅茶苦茶に飛び回るので大苦戦。ようやく一頭をネットに
収めるとタイムアップ。冷たい風が吹き抜ける田園風景の中を、駅へと急いだ。

今年の山梨、長野遠征は軒並み成果が出ない。行くタイミングを外している、というのもあるかも知
れないが、ポイントから拒絶されている気がしてならない。


メガネサナエ雄:体長63mm
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ミヤマサナエ雄:体長50mm
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by brunneus | 2013-09-21 14:25 | 長野 | Comments(0)


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