トンボの日々

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2015年 05月 29日

渋色

先日。埼玉のサナエを見に行った折、足元に一匹の直翅が落ちていた。

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シブイロカヤキリ雌

クモの巣に取られ息絶えた個体だったが、見慣れたクビキリギスと一見して異なる雰囲気に、念のため
持ち帰ったのだった。
シブイロカヤキリは、クビキリギスと時を同じくして活動する春の直翅だが、生息環境がクビキリギス
ほど普遍的ではなく、出会いが今までなかった。
「カヤキリ」と名前にあるので、てっきり巨大な虫を想像していたが、実際はクビキリギスよりもさら
に一回り小さい。これは新鮮な驚きだ。フォルムはカヤキリそのもので、それをそっくりミニチュア化
した姿は、なんとも不思議だ。

今年はシブイロカヤキリの産地を調べようと思っていた矢先のことだけに、思いも寄らぬ拾い物に、ト
ンボ不振の疲れも吹き飛んだ。

時間を作って、本格的にシブイロカヤキリを探索してみよう。
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by brunneus | 2015-05-29 01:07 | 埼玉 | Comments(2)
Commented by 読者A at 2015-05-29 20:30 x
毎度、多様な視点の記事に目が離せません。
カミキリを始めとした甲虫類、直翅目、カニなど、広くご関心をお持ちで、トンボバカ(といっても駆け出しですが)の私も少しは見習わなくてはと思います。
Commented by brunneus at 2015-05-30 01:07
読者Aさま
野外で気になったものを手当たり次第に持ち帰っているだけなので、何の脈絡もありませんが、、。
野外にいると、楽しみが広がる、という点が良い部分でしょうか。トンボに集中していない、という証拠でもあります(笑)


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