トンボの日々

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2015年 07月 08日

今年の傾向

初夏の亜熱帯の象徴とも言えるトンボ、カラスヤンマ。

今年は前回の2013年より見かけた数は少なかった。以前にも書いたが、この増減は個体数の増減と
いうより、出現する場所の相違だと思っている。
この時期の何よりの愉しみは、早朝、まだ人気のない海辺の静かな街中を音もなく舞う真っ黒い影を追
い回すことだが、今年は街には殆ど現れなかった。おそらく天候や風などが影響しているのだろう。
行く先々でぽつり、ぽつりと出会う、というのが今回のカラスヤンマの印象だ。


そして手にした個体。

a0126535_05091.jpg


翅斑の変異は概ね画像のパターンだったが、今年は中段以下の翅斑が発達した個体が多く、上段の縮小
型はむしろ少なかった。
べったりと翅全体が黒く染まった個体を最後に見たのは2011年。2013年はあれほど沢山目撃し
たのに、翅斑発達型は殆ど見ていない。

手にした個体を見て、カラスヤンマの斑紋の出現パターンは年や地域によって偏りがあるのではないか、
というかねてからの妄想が、現実味を帯びてきた。
きちんと調査したわけではないので、妄想の輪郭がはっきりしてきた、と言うべきか。

カラスヤンマは、姿形やその行動、さらに斑紋の多様性など、虫好きにとっては堪らない魅力をいくつ
も兼ね備えた、素晴らしいトンボだと思う。
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by brunneus | 2015-07-08 01:03 | 沖縄 | Comments(0)


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