トンボの日々

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2016年 02月 17日

別種?

関東周辺ではド普通種であるオオシオカラトンボ。

足元をぶんぶん飛び回っていても、とてもネットを振り回す気持ちにはなれない。
しかし場所が南西諸島となると、ついつい追い回してしまう。その理由がこれ。

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左:オオシオカラトンボ雌(神奈川県産) 右:オオシオカラトンボ雌(奄美大島産)

このトンボの雌は、沖縄諸島以北の南西諸島では黒色部が後退し、橙色が強くなるのだ。
トンボのことを良く知らない人にとっては、とても同じ種類には見えないだろう。実際、関東の野外で
見るオオシオカラトンボの雌は「黒いトンボ」に見えるが、沖縄諸島や奄美では「オレンジ色のトンボ」
に見え、何の種類か分からなくなることがある。

今の所は同じ種類内での地域個体群という扱いだが、最近流行りのDNA解析では明瞭な差異が見られる
という。そのうち「メスアカオオシオカラトンボ」という名前でも付けられるのかもしれない。

なぜこのような変化が起きるのだろうか、、、。南西諸島のトンボは眺めていると色々考えさせられる
ことが多く、いつまでも飽きない。

南方への現実逃避の日々は続く。
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by brunneus | 2016-02-17 00:11 | つぶやき | Comments(0)


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