トンボの日々

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2016年 08月 10日

南ぬ島・その10

先日、ミナミベニツケガニしかいない干潟のことを書いたが、その干潟には、実は他にもカニがいた。
それがこれ。

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上:ヒメシオマネキ 下:オキナワハクセンシオマネキ

干潟に降り立った瞬間に目に飛び込んできたのが、この光景。

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個体数は多く、この場所では優占種だった。少し陸側のマングローブ林の中には、ひっそりとオキナワ
ハクセンシオマネキのコロニーが見られた。

ヒメシオマネキは初採集で、「ヒメ」という名前にそぐわず、画像のとおりオキナワハクセンより一回り
大きいので、手にしたときの重量感に感動した。鋏脚の鮮やかなオレンジ色は、亜熱帯の香りを強く放
つ。
他にルリマダラシオマネキなる、さらに極彩色のシオマネキがいて、この時も周囲をくまなく探したが、
見つけることはできなかった。

「池」とひとくちに言っても様々な環境があり、その環境に対応したトンボがいるように、「干潟」にも、
まだ自分が見えていない様々な微環境があるのだろう。
そして、干潟を知れば知るほど、そこには想像もしないカニたちの多様性が見えてくるに違いない。

沖縄のチョウ、沖縄のトンボ、沖縄のセミなど、沖縄の生き物の図鑑は数多いが、沖縄のカニ図鑑は見
たことがない。トンボよりはるかに多様性はあるはずだが、なぜ出版されないのだろうか。
オオユビアカベンケイガニ、ヒルギハシリイワガニ、ツノメチゴガニ、、興味があるカニは沢山ある。

沖縄のカニ図鑑を抱えながら、カニにターゲットを絞った南方遠征。いつかしてみたい。









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by brunneus | 2016-08-10 12:22 | 沖縄 | Comments(0)


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