トンボの日々

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2016年 08月 19日

諦め

毎年のルーティンワーク、生殖前期の若いマルタンヤンマ雄。

今年は多摩南部のポイントへ3回通ったが、目にした雄はたった1回。早々にこの場所に見切りをつ
け、7月下旬、時期としてはギリギリだが、馴染みの神奈川の谷戸へ。

気温と湿度は高く良い条件だか、マルタン雄は一度だけ、猛速で脇をすり抜けただけで終わってしま
った。
帰り道、真っ暗な路上を忙しなく往復する糸屑のような気配。小さく見えるので、早めに羽化したミ
ルンか、、とネットを振り抜くと、出てきたのはこのヤンマ。

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コシボソヤンマ雌

昨年はこれを採るのに苦労させられた。

あたりのススキ原からは、「ジャー、、」という大声。耳に両手を当てて声の主を探索すると、思いも
よらぬ場所から姿を現したのがこの個体。

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カヤキリ雌

基本的に、鳴く虫はその声(音)を頼りに探すので、必然的に行き当たるのは雄になる。雌に出会うに
は、ひたすら草むらを掻き分けるか、今回のように偶然の鉢合わせを待つしかない。
しかし良く見ると、その脇にも別の個体が。どうやらこの状況は、雄の鳴き声に誘引された雌たち、
ということらしい。


マルタンが多いはずの場所で、この成果。生殖前期のマルタン雄は、どうやら今年は諦めたほうが良
さそうだ。








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by brunneus | 2016-08-19 23:33 | 神奈川 | Comments(0)


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