河川中流の中型サナエ三種。

左から、ミヤマサナエ雄雌、オナガサナエ雄雌、アオサナエ雄雌
体の大きさも、棲む環境も似通った兄弟のような三種だ。三兄弟の中で一番良く見られるのがオナガサ
ナエ。アオサナエは生息地に行けばそこそこの個体数だが、ミヤマサナエはどこに行っても数が少ない。
鮮やかなグリーンに彩られたアオサナエはトンボを始めた当初から憧れだったが、オナガサナエやミヤ
マサナエの魅力に気付いたのはずっと後になってからだ。
もっとじっくり向き合いたいのだが、この二種の活動ピークである盛夏はヤンマにかまけてなかなか川
に行く機会がない。
滔々と流れる川面を縦横無尽に飛び回る中型サナエたち。来年こそは、気が済むまでその魅力を味わっ
てみたい。
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