トンボの日々

brunneus.exblog.jp
ブログトップ
2016年 12月 15日

冬が来る

9月上旬に都内で採集したハヤシノウマオイ。
思い立って飼育に挑戦していたのだが、昨日、ついに力尽きた。

a0126535_2322767.jpg


飼育期間はおよそ3ヶ月半。直翅類は飼育下では短命だと思っていたが、予想外にタフだった。
肉食であることを踏まえ、当初はシラスを与えていたのだがすぐに食べなくなり、その後は他の魚肉、
豚肉片からヨーグルト、プリンと手を変え品を変え与えてみたが、飽きが早いものの概ねどんな種類
の蛋白質でも良く食べた。
10月初旬頃までは暗くなると良く鳴いていたが、やがて鳴かなくなった。鳴かなくなってからも食
欲は旺盛で、後半はもっぱらヤゴの餌である生きたアカムシを与えていた。老熟すると選り好みしな
くなるのか、アカムシのみでも飽きもせずにモリモリ食べる。蛋白質を食べる他は、水を頻繁に飲ん
でいたのが印象的だった。

身体の各部が柔軟な直翅類は、飼育していると様々な動きを見せてくれて、飽きない。
老いたウマオイは、寝る前のひと時の癒しを与えてくれた。

野外では、すっかり生き物の気配が無くなってしまった。小さな透明ケースの中だけは、未だ緑色の
夏の残香が潮溜まりのように漂っていたが、それも昨日、静かに消えた。

そして冬がやってくる。







.
[PR]

by brunneus | 2016-12-15 23:40 | 東京 | Comments(0)


<< 衝撃      サナエ三兄弟 >>