トンボの日々

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2017年 08月 12日

役者

今年は成熟初期のマルタン雄を採りに行く機会が殆どなかったので、7月が終わりを迎えようとしても
一匹も手にしていなかった。
そんなある日、偶然所用の後に少し時間ができたので、馴染みのクラシックな産地へ足を運んだ。

現地には17時半に到着。道中は日が射したり雲がたれ込めたりと目まぐるしい天気。ポイントに立つ
と、いつもいるオニヤンマが飛んでいない。一抹の不安を抱えつつも、森の奥の一点を凝視する。

どれくらい時間が経っただろうか。背後から勢い良く響く足音に振り向くと、なんとM氏!考えること
は同じだったようだ。
トンボ話をしつつマルタンを待つが、かなり薄暗くなっても一向に飛ぶ気配がない。そう言えばマルタ
ンに付き物のヤブヤンマも見ない。いい湿度なのだが、、、。
18時27分。「来た!」M氏が反応。見ると既に青黒い影が目の前に。直進コースを取るかと身構え
たが、すぐ先で方向転換。数メートル先を旋回しだした。竿を突き出すと運良くネットの中に吸い込ま
れてくれた。その後も一度だけ雄が抜けたが気付くのが遅れ、振り抜いた瞬間には遥か後方。
結局、マルタン雄はこの2回で終了だった。雌の摂食も皆無。

ターゲットを未熟のコシボソヤンマに切り替え、M氏と共に谷を下る。コシボソは少ないながらも薄暗
い路上を飛んでいる。殆ど気配でしか認識できないが、苦戦しながらもネットに入れると、目的だった
雌。収納して頭上を見上げると、20メートルほどの高さにヤンマの大きな群が、、。

チャンスは少なかったが、目的のヤンマ2種を手に出来て一安心。

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そして真夏の始まりの夜の主役。

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カヤキリ。
今年はいつになく多くの声を聴いた。この重厚な存在感を味わわないと、真夏は始まらない。

マルタン、コシボソ、そしてカヤキリ。この時期の役者を揃って手に出来た日だった。これで季節がか
ちりと、またひとつ先に進んだ。






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by brunneus | 2017-08-12 00:57 | 神奈川 | Comments(0)


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