トンボの日々

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2018年 05月 15日

未熟と老熟

ムカシトンボはゴールデンウィークが旬というイメージだが、その後も5月下旬まで細々と姿が見られ
る。
この時期の老熟個体の色調変化は、雄で特に顕著だ。

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上は4月下旬に得た個体、下は5月中旬の個体。
老熟した個体は一見して黒っぽくなる。その原因は、腹部の黄色斑が、腹背側を除き黒化するからだ。
黒化というより、黒くくすむ、という表現が適しているかもしれない。これは例えば、エゾトンボ、ハ
ネビロエゾトンボ雄の翅胸斑の黒化とは趣を異にするものだ。

大型連休が終わると気持ちは晩春のヤンマやサナエに向き、ムカシトンボのことはいつの間にか忘れて
いる。しかし、去り行く春を見届けに細々と活動を続ける老いたムカシトンボに会いに行くのも、良い
かもしれない。






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by brunneus | 2018-05-15 23:21 | その他 | Comments(0)


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