トンボの日々

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2018年 06月 09日

三年振り

梅雨の晴れ間を縫って、三年振りに訪れる池へ。
あたりはぎらぎらとした初夏の光が充満し、立っているだけで目眩がしそうだ。胴長を履いて、息苦し
いほどの草いきれの中を静かに岸辺へ。すると足元からキラキラと翅を輝かせて飛び立つイトトンボ。

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アオイトトンボだ。ちょうど羽化のピークに当たったらしく、よく見るとそこらじゅうで何百、何千と
羽化していた。
水面に目を移すと、ギンヤンマが我が物顔で飛び交っている。そしてその中に、小振りの赤茶色のトン
ボを発見。

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トンボは沖合を飛び、なかなか近くに来てくれないが、ギンヤンマに絡まれることで時折コースが変わ
り、間近を飛ぶ瞬間がある。

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この日の目的、オオトラフトンボ。三年振りの場所なので心配したが、元気よく縄張り争いする姿を見
てひと安心。そして足元に目を落とすと、雌の落とし物が。

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これは期待できそうだ。
岸辺でオオトラフの雄たちを眺めるうちに暑さに耐えられなくなり、木陰に避難。すると、目の前のア
カマツの枝に、ヒヨドリがやってきた。

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トンボをくわえているようだ。あの大きさは、まさか、、。

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無情。
さっきの卵紐の落とし主だろうか。
俊敏に飛ぶ雄と違い、卵を満載して重々しく飛ぶ雌は鳥たちの恰好の餌食になるのだろう。

この日は午後の早い時間に満足してしまったので、いつもより早い撤収。ヒヨドリに喰われる雌を見て
複雑な気持ちになった瞬間もあったが、静かな池でのんびりオオトラフトンボと戯れる幸せな一日だっ
た。







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by brunneus | 2018-06-09 01:14 | その他 | Comments(0)


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