トンボの日々

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2018年 06月 10日

憧れ

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オオトラフトンボと初めて出会ったのは、15年ほど前、仲間と訪れた北関東の池だった。当時はそこ
そこ数がいたように思うが、装備や技術が貧弱だったおかげで(今でも貧弱だが、、)とても手が届か
ないトンボだった。

手に入らないと余計に執着してしまうのが人間。
当時手元にあった古い図鑑には、具体的な記述は「富士山頂でも記録がある」とか「八ヶ岳北横岳山頂
の池に棲息」と書かれているのみで他に情報もなく、本気で北横岳に登ろうとまで思っていた。

北関東の池にはその後単独も含めて何度か通ったが、アプローチの長さの割に貧果なことに辟易して、
いつしか気持ちが離れてしまった。

三年前。身近な場所での新たな情報を得てからはそれほど遠くない存在になったが、やはり当時感じて
いた憧れの気持ちはまだ強い。
縄張り行動、体格共にトラフトンボより遥かに大きなスケールで、赤茶色の身体の先端にエメラルドグ
リーンの複眼を輝かせながら、水面を悠々と飛ぶ雄を眺めているだけで満足してしまう。

カラスヤンマ、ネアカヨシヤンマ、トビイロヤンマ、マルタンヤンマ、そしてオオトラフトンボ。
今では身近な存在となったトンボたちだが、どれも最初の一匹を手にするのに苦労したものばかりだ。
これらのトンボたちに対する憧れは、これからもずっと続くのだろう。







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by brunneus | 2018-06-10 11:04 | つぶやき | Comments(0)


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