多摩地域では出会いが少ないウチワヤンマを見に、数年振りに訪れる名産地へ。
シーズンも末期だが、現地に到着した瞬間に、さっそく勇ましい姿が。

さすが多産地、数十mごとに、ぽつり、ぽつりと岸辺の枝に止まる姿が見られる。面白いのは、近付く
そぶりを見せただけですーっと逃げてしまう個体と、このように限りない接近を許してくれる個体がい
ること。

雄は難なく見られたので、次は雌、、ということになるが、そう簡単に交尾態が目の前に現れてくれる
はずもない。昔あった雌が集結するポイントも環境が改変されてしまい、期待できない。
そんな時、ふと頭上を見上げてみると、、

意外と身近な場所にいたようだ。これ以外にも、少し奥まった所で複数の雌が休む場所を発見。
最初の目的をあっさり遂げてしまったので、密かに狙っていた虫を探すが出現せず。
時間が余ったので、大きく移動してマルタンヤンマでも見に行こうとも思ったのだが、おりからの猛暑
でバテてきたので、大人しく撤収することにした。
短時間の滞在だったが、相変わらずの光景が見られて安心。
さて、暦は秋に突入。シーズンはいよいよ終盤に差しかかってきた。
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