トンボの日々

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2017年 05月 12日

予想外

八王子の職場はなかなか良い虫の棲みかで、それがまた日常の密かな愉しみになっている。

4月下旬。
昼食を終えて仕事場へと戻る途中、同僚から何かを手渡された。それは小さな昆虫のようだったが、手
の中を覗き込んだ瞬間に、思わず「あっ」と声を上げてしまった。

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フチグロヤツボシカミキリ

眩しい新緑を身に纏ったような、素晴らしい金属光沢。
トホシカミキリ類では以前に一度だけ、ヨツキボシカミキリを拾ったことがあり、それ以来、頭の中に
何となくヨツキボシカミキリを描きながら注意して歩いてはいたが、まさかフチグロヤツボシカミキリ
に化けるとは思ってもみなかった。
ホストはホオノキらしいが、確かに同僚に手渡された場所の脇にホオノキの小さな群落がある。

フチグロヤツボシカミキリは、山間部のホオノキにいるらしいことは知っていたが、ホオノキが生える
山なぞ知るよしもないので、自分にとって遠い存在だった。
それがこんなに身近な場所で手にすることになるとは、まさに予想外の展開。

あの日以来、出勤するたびにホオノキを穴が開くほど眺めているが、まだ2頭目には出会えていない。
これからは、トンボ採りで出向いた先々で、ホオノキを探すことになりそうだ。




 
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by brunneus | 2017-05-12 21:54 | 東京 | Comments(0)


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