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トンボの日々

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2019年 03月 02日

久々

久々にまとまった雨が降った翌日。仕事前ではあるが、晴れの予報に期待して、鳥で有名な公園へ。
しかし現地へ着くと予報に反して曇り空。薄暗い風景の中での探索となった。
暗がりの池に目をやると、カルガモ、オオバンの群れに混じって見慣れないカモの姿。ファインダーを
覗いてみると、そこにいたのは久しぶりに見るオカヨシガモのペア。

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鳥影の濃いエリアを求めて歩き回ると、視界の隅を横切る大きめの鳥のシルエット。

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アオゲラ雌。
シャッターを押した瞬間、林の奥へ、、。

そして薮の中から「グッグッ」という声が聞こえたので臨戦態勢。息を殺して暗がりを凝視すると、、

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ようやく発見したルリビタキ雄。まだ羽色がくすんでいるので、若さを残した雄のようだ。
じっくり腰を据えて狙おう、、と思ったが、曇天で光量不足なのに加え、雄が茂みから出て来ないので、
決定的なシーンはものにできず、時間切れ。ルリビタキに関しては消化不良に終わった。

帰り際。
ようやく日差しが出ると、その中に輝く小鳥が。

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人慣れしているのか、至近距離で微動だにしないカワセミ雄。
カワセミは、あちこちで見かけるのだが警戒心が強く、なかなか近付けないのでじっくりとその美しさ
を味わうことができない。ここぞとばかりに陽光に輝く姿を目に焼き付けた。

そして帰り道。
JRの駅に入ろうとしたところで、頭上から聞き慣れない鋭い鳴き声を聞いた。経験的にただ事ではない
と直感、リュックからカメラを取り出して声の主を確認すると仰天。

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そこにいたのはなんと、チョウゲンボウだった。
ここは23区内、通勤や帰宅、買い物の人々でごったがえす駅前繁華街だ。しかもチョウゲンボウは二
羽いて、どうやら近くの通気口のダクトを営巣場所に選んでいるようだ。
チョウゲンボウは開けた河川敷で見ることが多い猛禽だが、まさかこんな場所で出会うとは夢にも思わ
なかった。これは定期的に通って観察する必要がありそうだ。

最近の鳥見はぱっとしない成果だったが、久々に胸が高鳴る体験ができて、満足!






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by brunneus | 2019-03-02 00:37 | 東京 | Comments(0)


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