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トンボの日々

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カテゴリ:その他( 94 )


2019年 06月 26日

日照

悪天明けの晴天予報。
仕事があるので遠出はできないが、フィールドには出たい。いくつか選択肢があるが、この日選んだの
は、近場のアオヤンマの産地。前回の都内のポイントでは、一匹も飛ばないというまさかの展開だった
ので、確実性を重視した。
とは言うものの、この場所に行くのは3年振り。無事アオヤンマが見られるかどうか、不安がよぎる。

そして現地。

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雲が多いが日差しはあり、何より気温がじゅうぶんに高く、汗ばむほど。これは久々の感覚だ。
そして頭上を見上げると、、

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ゆったりと旋回する、待望のシルエット。目が慣れてくると、あちこちでアオヤンマが飛び交っている
光景が見えてきた。どうやら状況は良いようだ。
さっそく準備をして戦闘態勢に入るが、そのタイミングで太陽が雲に隠れた。するとあれほどいたアオ
ヤンマが、視界から全ていなくなってしまった。

やがて再び日差しが戻るといつの間にか頭上を飛び交うが、日差しが5分と長続きしない。狙いを定め
ているうちに再び薄暗くなり、視界から消え失せてしまう。予想外の苦戦を強いられた。

そして日差しに翻弄されるうちに時間切れ。
帰り道。頭上から雲が一掃され、見事な晴天が広がるのは、いつものお約束パターンだ。


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手にした個体は老熟の域にさしかかり、腹部が美しい青色に染まっている。
それにしても、アオヤンマがこんなに日照に敏感だとは思わなかった。いや、単に一年前のことを忘れ
ているだけかもしれない。

若干の消化不良感は残るが、夏が来る前に出会いたかったトンボを手にでき、まずまず満足。
そして意識は次のステージへ、、。




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by brunneus | 2019-06-26 01:30 | その他 | Comments(0)
2019年 06月 09日

再訪

先日のこと。
梅雨入りが秒読み段階に入る中での貴重な晴れ間。行きたい所は山ほどあるが、この日は消化不良に終
わったサラサヤンマの谷津に行くことにした。

現地に着くと、相変わらずトンボの気配が少ない。
期待の第一ポイントへ行くが、姿はなし。ここが外れてしまうと厳しいものがあるが、諦めずに周囲を
探索。しかしたまに雄が寂しくホバリングするだけで、雌が見つからない。
半分諦めの気持ちで元のポイントに戻ると、足元から黄色いトンボが飛び出した。いつの間に!
刺激しないように注視し、着地した所をまず確認。

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目を離さないように手探りでストロボを取り付け、接近。

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雌は産卵に集中し始めると、少しの光や振動には動じなくなる。

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頭部を中心に、くるくると回転しながら産卵する行動が面白い。

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よほどこの小さな朽ち木が気に入ったのか、雌は30分ほど夢中になって産卵していた。

結果的にこの日も雌は少なかったが、産卵する光景を心ゆくまで観察できたので満足。おそらく、これ
が今シーズン最後のサラサヤンマになるだろう。


6月7日に関東地方が梅雨入りしたらしい。
頭の中は、既に次のシーズンのトンボたちが飛び交っている。










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by brunneus | 2019-06-09 14:13 | その他 | Comments(0)
2019年 06月 05日

ムカシまみれ

ムカシヤンマを見に、近くの谷津へ。
この時期は晴れると爽やかな風が森の中を抜け、ほんとうに気持ちがよい。
ポイントに近付くと、さっそく出迎えの個体が登場。

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ポイントにも、複数の雄が陣取っている。

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この状況だと、雌が来てもすぐに連れ去られてしまうだろう、と気を揉んでいると、雄たちが縄張りを
張る場所から少し離れた茂みから、微かな羽音が聞こえた気がした。そっと覗いてみると、、

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雌がひっそりと産卵している。
これを皮切りに、次々に雌が産卵にやってくる。

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背景がすっきりしたアングルを模索するが、雌は茂みの奥へ奥へと潜り込んでしまう。もっとよく見え
る所でやってくれ!といくら念じても彼女たちには届くわけがない。
いっぽうで、数メートルの近さに静止する雄たちは全く気付いていない様子。雌たちは雄の行動パター
ンをよく理解しているらしい。

存分にムカシヤンマを観察できたので、この日は仕事のために早めに撤収。

この春は芳しくない成果が続きもやもやとした日々が続いていたが、当たり日の爽快感を経験すると、
今までのもやもやが全て吹き飛んでしまう。

ムカシヤンマにまみれて、満ち足りた気分で帰路についた。







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by brunneus | 2019-06-05 23:22 | その他 | Comments(2)
2019年 06月 02日

消化不良

今年はサラサヤンマ雌との巡り合わせが悪い。
うかうかしているとシーズンが終わってしまうので、昨年当たった谷津へ行ってみた。
現地は高温晴天。昨年とほぼ同じ気象条件だ。この場所は環境の良さに比べ、見かける雄が少ないのだ
が、この日も何箇所目かの木陰でようやく発見。

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高温だからか、基本的には静止型の縄張りを張っている。しばらく周辺を状況確認したあと、昨年発見
した産卵ポイントに腰を据えて待つ。しかし産卵の時間帯に入っても、雌の気配がない。周囲の木陰を
巡っても雌はおろか、雄さえいなくなってしまった。

帰りの時間が気になり始めた頃、数メートル先の草影から独特の動きで移動するシルエットが見えた。
慌てて急行。
そのトンボは、こちらの存在を全く気にかけることなく、悠々と足元を通過、すぐ先の湿土に着地した。


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サラサヤンマ雌。
この日は1雌を押さえた後は撮影を主眼にするつもりでいたのだが、結局、チャンスはこの一回のみ。
成功体験を過信してはいけないことは分かっているのだが、やはり昨年との状況のギャップにはがっく
り来てしまう。
このままだとあまりに消化不良なので再訪したいが、はたしてその時間はあるのだろうか。





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by brunneus | 2019-06-02 23:11 | その他 | Comments(0)
2019年 05月 18日

ほぼアサヒナ?

ここに二つのカワトンボの標本がある。

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採集した環境は、Aが谷津の木陰の細流、Bが日当りの良い小河川中流だ。
何も言われなければ、翅の不透明班の発達の度合いや、生息環境からBの個体がニホンカワトンボ、A
がアサヒナカワトンボ、という判定をするところだ。

ところが、産地で見るとAは房総半島のやや北よりで、「ニホンカワトンボ」の分布域、Bは八王子市
西部産で「アサヒナカワトンボ」の分布域とされる個体なのだ。

「日本のトンボ(尾園ら2017)」によれば、両種の識別は
①翅胸高に対する頭部の長さ。翅胸高の方が長いのがニホンカワ、短いのがアサヒナカワ。
②腹部第1節背面の小突起が無いのがニホンカワ、あるのがアサヒナカワ。
③縁紋の位置が基部よりなのがニホンカワ、先端よりなのがアサヒナカワ。
さらに、「近畿のトンボ図鑑(山本ら2009)」によると、
④後胸後腹板前半部に黄色班があるのがニホンカワ、ないのがアサヒナカワ。

以上を踏まえて見てみる。

①→両方の標本共に頭部の方が長く、「アサヒナカワ」の判定。
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②→Aの標本は「ニホンカワ」、Bが「アサヒナカワ」の判定。
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③→Aの標本の方がやや基部寄りに見えるが、よくわからない。(一番上の画像参照)
④→Aの標本は「ニホンカワ」、Bが「アサヒナカワ」の判定。
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例外や不明な点はあるものの、総合的に見ればAがニホンカワ、Bがアサヒナカワ、ということになり
そうだ。
Bの標本は、昔から馴染みのあるポイントで得たもので、長年「どっち?」ともやもやした気持ちで眺
めていたが、こうして比較することで、少しその正体に近付けた気がする。
それにしても、Bは生息環境やその外見が「ニホンカワ」的なのに、細部を調べていくと「アサヒナカ
ワ」的特徴がいくつもあるのが面白い。
神奈川から都内西北部には、両種の交雑個体と言われる「伊豆個体群」が分布し、またBの生息地のす
ぐ東にはニホンカワトンボの分布域があるらしい。今後、精度を上げるには、さらにサンプルを集めて
検討する必要があると思う。

これまで見慣れてきたカワトンボは、今の所「ほぼアサヒナ」。今回のところはひとまずこれで落ち着
くことになりそうだ。




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by brunneus | 2019-05-18 01:55 | その他 | Comments(0)
2018年 10月 18日

ルリボシの日

10月上旬のある日。
ルリボシヤンマに思うように出会えないので、秘密の池へ。

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ルリボシヤンマの産地は、このヤンマの性質上、アプローチにひと汗もふた汗もかかされることが多い。
しかしこのポイントは、到着までに一滴の汗もかかずに済む、という自分にとって理想的な場所。
しかも「ルリボシヤンマの棲息地です」という看板を立てたいほどの、典型的で、お手本のような環境。
こんな理想的環境でルリボシがいないはずもなく、今まで外したことは無い。この日も到着するなりホ
バリングする雄が出迎えてくれた。

しかし目的は雄ではなく、産卵する雌の撮影。岸辺を歩き出してほどなく、足元からかすかな翅音。
そっと覗いてみると、、

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発見。
これは幸先がいい。
この雌は産卵意欲が旺盛で、こちらの気配も気にせず、一心不乱に産卵していた。

最初の雌が去ってからしばらく音沙汰がないので岸辺を巡回すると、今度は足元に!

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池の隅々までぬかりなく監視していたつもりではあったが、この雌の飛来に全く気がつかなかった。
ヤンマの雌には、いつも一瞬の隙を突かれる。

さらに少し離れた場所からも翅音。

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西日を受けて産卵するルリボシヤンマ。深まる秋の象徴的な風景だ。

この日は多くの雌たちが産卵に飛来し、心行くまで彼女らの姿を眼とレンズに焼き付けることができた。

秋の目標であるルリボシヤンマの撮影が出来たことで、急速にトンボに対する欲求が満たされつつある。
そろそろ意識がトンボから鳥へ移り変わる時が来たようだ。







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by brunneus | 2018-10-18 00:33 | その他 | Comments(0)
2018年 10月 12日

キトンボの日

成果が出ないルリボシヤンマ探索から気分一新。
好天予報をしかと確認して、アクセスが非常に楽なキトンボの多産地へ。この場所はオオルリボシヤン
マの多産地でもあったのだが、今はその面影もない。

到着早々、さっそく足元の岸辺にキトンボのペアが飛び込んできた。

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ひとしきり産卵すると、やがて雄は連結を解き、警護飛翔のもとで雌の単独産卵に移行する。

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これを皮切りに次々にペアは飛来してくるのだが、直線的な岸辺で産卵するものは殆どなく、岸が入り
組んで草が茂ったような場所に好んで飛び込んでくる。これでは背景がすっきりしたアングルが取れな
い。
どう撮ったら良いか攻めあぐねていると、ようやくオープンスペースにやってきたペアを発見。

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シャッターだけは沢山切るのだが、未熟な腕ではこれが限界。
産卵ペアを追い回すのに疲れて、ふと気配を感じて背後の岸辺を覗いてみる。

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そこには静かに交尾するペアが佇んでいた。

一時間ほどすると次第にキトンボたちの活動が次第に低調になっていったので、ポイントを後にした。
キトンボ撮影の合間に目撃したオオルリボシヤンマは、雄雌1匹ずつ。数年前にあれだけいたオオルリ
ボシたちは、いったいどこへ行ってしまったのだろう。
キトンボが湧いてくるほど沢山いる、ということは、水質に関してはお墨付きなはずだ。ヤンマの産卵
基質もふんだんにある。出てきてくれた雄と雌に、離れてしまった理由を聞いてみたい衝動に駆られた。

何はともあれ、今年も沢山のキトンボ達に囲まれた贅沢な一時間を過ごせた。
来年再び訪れた時に、オオルリボシヤンマが戻ってきてくれていれば、何も言うこともない。






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by brunneus | 2018-10-12 01:53 | その他 | Comments(6)
2018年 09月 29日

10年振りの大阪

シーズン末期なのであまり期待していなかったのだが、メガネサナエのポイントで一匹だけ採れたのが、
このトンボ。

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オオサカサナエ。
雌の産卵を密かに期待していたのだが、甘かったようだ。雌の休息場所とされるポイントにも何度か探
しにいったが、そこにはウスバキトンボしかいなかった。
10年振りなのでオオサカサナエの印象など覚えていなかったが、手にしてみると小振りで、メガネサ
ナエと比べると腹部が太短く、「ぽっちゃり」体型。尾付属器が短いのも、ぽっちゃり効果を高めてい
るようだ。

もっと早く訪れれば、オオサカサナエの数も多かったのだろうが、仕方がない。10年振りに手に出来
ただけでも、幸運に感謝だ。

来年も行く機会があるだろうか。







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by brunneus | 2018-09-29 01:05 | その他 | Comments(0)
2018年 09月 25日

夢の渚2018

どうも近年、馴染みのメガネサナエのポイントが芳しくないので、今年は見切りを付けて近くの海へ。

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ここを訪れるのはちょうど10年振り。ぼんやりと白く霞む風景も当時のままだ。

さっそく砂浜を注視しながら歩くが、目的の姿が見えない。まさか外したか、、と思ったその時、波打
ち際をホバリングするシルエットが目に飛び込んできた。

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メガネサナエ雄。そよと吹く向かい風を受け、独特の前傾姿勢でホバリングしている。よく見るとその
先でも縄張り争いする姿。良かった。今年も安定して発生しているようだ。
雄たちはひとしきり飛び回ると、まるでヘリコプターが着地するように、すっと砂浜に静止する。その
隙を見てそっと近付くのだが、気配に異様に敏感で、なかなか近寄らせてくれない。抜き足差し足で接
近を試みても、あと一歩の所でふわっと飛び立ってしまう。まるで春のアオサナエ雄のようだ。
しかし、沖合いをパトロールして戻って来る際や雄同士の闘争の後などには、無頓着と言っていいほど
近くに静止することがある。

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この個体も、そんな無頓着状態の雄で、足元に止まったときのもの。

そして午後。
雄の観察にも飽きてきた頃に、様子がおかしな個体を発見した。

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砂地に踏ん張り、翅をさかんにばたつかせている。これはもしや、、。
側面に回り込んでみる。

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やはり。産卵に訪れた雌が、卵塊を作っているのだ。
じっと見ているとやがてぱっと飛び立ち、打ち寄せる波にちょんと腹端を付けてまた砂浜に静止。すぐ
にまた飛び立ち、、と同じことを繰り返している。確か10年前にも見た記憶があるが、この場所のメ
ガネサナエは本当に風変わりな産卵をするものだ。

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メガネサナエをこんなにじっくりと余裕を持って眺めたのは何年振りだろう。
勇ましい姿でホバリングする姿、スリムな引き締まった身体の先に大きく広がる腹端のフォルム。個人
的には、メガネサナエ属はサナエトンボ科随一の恰好良さを持っていると思う。

10年前に見たメガネサナエ舞う夢の渚は、この日も良い夢を見させてくれた。
ヒガンバナが咲き乱れる農村風景を、充実感に包まれながら駅へと向かった。






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by brunneus | 2018-09-25 00:19 | その他 | Comments(0)
2018年 09月 23日

真の青色

ルリボシヤンマ属の雌は、様々なカラーバリエーションが楽しめるグループだ。
例えばオオルリボシヤンマ。一口に「青色型」と言っても、いくつかのパターンがある。

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ここでは複眼に注目してみる。
上に挙げた3匹はどれも「青色型」の範疇に入ると思うが、複眼の色彩を見ると、一番右の個体は黄色
型とほぼ同じ緑褐色。真ん中の個体は中間型で、少し青味が入っている。一番左はほぼ完全な青色。雄
と同様の色だ。一番左の個体は昨年信州で得た個体だが、今年はまだそのそうな雌に出会えていない。

複眼まで青い雌。これこそ「真の青色型」と勝手に名付けているのだが、今年の残り少ないシーズンで
はたして出会えるのだろうか。






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by brunneus | 2018-09-23 00:21 | その他 | Comments(0)