出版されるかもしれないトンボ図鑑のために、ヤゴの写真を撮りはじめた。

左:オニヤンマ 中:ミルンヤンマ 右:カワトンボsp(おそらくアサヒナカワトンボ)
とは言うものの、とても掲載種全種を採集する時間と根気はないので、採集は科の代表種に留めるつも
りだ。先日、西多摩の谷津でとりあえず3種を採集。池と小流がある環境は効率が良い。池からトンボ
科のヤゴが一向に入らないのが不思議だったが、考えてみれば、トンボ科は殆どが卵越冬だ。
撮影は、成虫と違ってノウハウもなく、まだまだ研究途中といったところ。改善点は多々ある。
イトトンボ科とトンボ科は暖かくなったら狙うとして、問題はムカシトンボと河川中流のサナエトンボ。
サナエの方はもう随分ヤゴ採集をしていないので、勘が鈍っている。ムカシトンボは、産地は知ってい
るが密度は浅く、ヤゴ採集は未経験。エゾトンボ科、モノサシトンボ科も心もとない。
「見えないターゲットを探索する」という採集法は苦手だ。
オフの間にどれだけ集められるのかは、自分では皆目見当がつかない。